5〜6歳児の発達の特徴とは?就学前に育つ力を考える
5~6歳になると、小学校入学が近づき、「ひらがなは書けた方がよい?」「じっと座って話を聞けないと困る?」「友達と仲良くできている?」と気になることが増えてきます。 しかし、就学前の育ちは、できることの数だけで捉えられるものではありません。 この時期には、言葉で考える、先を見通す、気持ちを調整する、相手の考えを知る、友達と相談する、体を使って試すといった力が、遊びや生活の中で結び付いていきます。どの力も5~6歳で完成するわけではなく、相手や場面、その日の心身の状態によって表れ方が変わります。 この記事では、 ...
4歳児の発達の特徴とは?感情と社会性が大きく育つ時期
4歳ごろになると、子どもは自分の経験を言葉で説明したり、友達と役割を決めて遊んだりするようになります。その一方で、思いどおりにならないと強く怒る、負けることを受け入れられない、昨日できたことを今日は嫌がるといった姿も見られます。 「話せるようになったのに、どうして気持ちを言葉にできないのだろう」「ルールを分かっているはずなのに、なぜ守れないのだろう」 そう感じることがあるかもしれません。 しかし、言葉で理解することと、興奮した場面で行動を調整することは、同じ力ではありません。4歳は、言葉、感情理解、相手の ...
3歳児の発達の特徴とは?言葉・想像力・友達関係の変化
3歳ごろになると、会話らしいやり取りが増え、ごっこ遊びの世界も豊かになります。友達に関心を向ける一方で、おもちゃや遊び方をめぐって衝突することも増えてくるでしょう。 着替えや食事などを「自分でする」と張り切った直後に、「やって」と助けを求めることもあります。昨日できたことを今日はしないなど、大人から見ると、成長が行きつ戻りつしているように感じられるかもしれません。 しかし、3歳の育ちは、「できること」が一直線に増えていく過程ではありません。言葉、想像力、身体の動き、感情、友達関係、生活習慣が、遊びや人との ...
2歳児の発達の特徴とは?「自分で」と自己主張が増える理由
「自分でやりたい」「自分で決めたい」。 2歳頃になると、子どものこうした思いが言葉や行動にはっきり表れます。靴を自分で履こうとする、使うコップを選びたがる、思いどおりにならないと座り込む。手伝おうとすると強く拒むこともあります。 これは単に「言うことを聞かなくなった」という変化ではありません。動ける範囲や言葉が広がる一方、待つ、切り替える、気持ちを伝える力はまだ育ちの途中です。 大切なのは、「何ができるか」を数えることではなく、できることと難しいことの重なりを読むことです。この記事では、運動、言葉、自己意 ...
1歳児の発達の特徴とは?言葉・運動・自我の育ち
1歳になると、歩き始める子がいる一方で、はいはいやつたい歩きをじっくり楽しんでいる子もいます。言葉が増えてくる子もいれば、まだ言葉より表情や声、指さしで思いを伝えることが中心の子もいます。 こうした違いを見ると、「うちの子は遅いのでは」と心配になることがあるかもしれません。しかし、1歳0か月と1歳11か月では、同じ「1歳」でも経験してきた時間が大きく異なります。さらに、発達の道筋は一人ひとり違い、歩行や言葉など一つの行動だけで、その子の育ち全体を判断することはできません。 1歳期は、移動する力、物を扱う力 ...
0歳児の発達の特徴とは?誕生から1歳までに見られる育ち
生まれたばかりの赤ちゃんと、1歳を迎える頃の子ども。同じ「0歳」でも、その姿は大きく違います。視線で人を追い、声に応じ、手を伸ばし、姿勢を変え、ときには自分から移動して興味のあるものへ近づくようになります。 その変化を見ていると、「首がすわるのはいつ?」「まだはいはいをしないけれど大丈夫?」「あまり声を出さないのは遅い?」と、月齢ごとの目安が気になることもあるでしょう。 けれども、0歳の発達は、できることを順番に並べた表だけでは捉えきれません。見ること、聞くこと、身体を動かすこと、人と気持ちを通わせること ...
子どもの発達とは?0~6歳の育ちを理解するために知っておきたいこと
「同じ年齢の子は、もうできているのに」「発達の目安から外れているように見える」「この行動は、まだ幼いということなのだろうか」 子どもの育ちについて調べると、年齢別の発達段階や、「何歳までに何ができるか」を示した情報が数多く見つかります。こうした目安は、子どもの変化を理解する手がかりになります。一方で、数字や項目だけを見ていると、発達が年齢とともに同じ順序、同じ速さで進むもののように感じられるかもしれません。 実際の子どもの発達は、もっと複雑です。 身体や運動、言葉、考える力、感情、人との関係などが互いに関 ...






