「待ってね」と言われても、すぐに手が伸びる。片付けを始めようとしても、途中で別の物に気を取られる。いつもと違うやり方になると、なかなか次へ進めない。 こうした子どもの姿には、「実行機能」と呼ばれる働きが関係することがあります。 実行機能という言葉から、「我慢する力」「自分をコントロールする力」を思い浮かべる人もいるでしょう。 けれども、実行機能は単に欲求を我慢するための力ではありません。 目標に向かうために、必要な情報を頭に置き、今しようとしている反応をいったん止め、状況に合わせて考え方や行動を変えるとき ...